25日、名古屋はモンテネグロ代表MFイゴール・ブルザノビッチ(23)を獲得することが明らかになった。
ブルザノビッチの所属クラブであるレッドスター・ベオグラードとの間で、24日に完全移籍での合意に達した。契約は10年6月末まで。早ければ8月15日の第21節川崎F戦でのデビューとなる。交渉のため現地ベオグラードを訪れていた久米一正GMは、浦和戦前に取材対応で「技術も高く、得点力もあるMF。マルチな役割をこなせる選手」と評価。「ダヴィ移籍で得た金額が今回の獲得に大きく影響したのも事実。主力選手が出ていったので、補強は必要だった」と経緯を話した。ケネディに続いて、ストイコビッチ監督自らのリクエストであったブルザノビッチ獲得。このあと来週にはビザが発給され、その後メディカルチ ェックを終えて完全契約となる。(西川 結城)