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J1リーグ 第35節
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浦和

試合コメント

ジョン ハッチンソン監督「監督としてバランスを重視することは大事」

■横浜FM
ジョン ハッチンソン監督
監督としてバランスを重視することは大事
(監督が言われるタフな日程面および、メンバー選考について監督の専権事項であることを理解した上で質問します。前節・新潟戦から13日間で4試合をこなしました。先ほど言われたアンデルソン ロペス選手や飯倉選手ら一部選手にプレータイムが偏っていた面もあります。3分1敗と結果が出なかった中、メンバー選考の狙いとその結果をどう受け止めているかを聞かせてください)すごく良い質問だと思います。ボランチは渡辺 皓太や山根 陸、今日はSBが本職の小池 龍太が出ました。現状、喜田(拓也)がケガで、松原(健)と畠中(槙之輔)はケガではありませんが、連戦は難しい状況です。永戸(勝也)は天皇杯で長くプレーしていて難しく、ポープ(ウィリアム)もエウベルもケガをしています。おっしゃることは分かりますが、自分は常に目の前の試合に対し、バランスを求めて選考しています。なぜ連戦でロペスを長く出し続けるのか、と思われるかもしれませんが、彼は特にケガをしていませんし、彼からも『プレーしたい』という強い気持ちを伝えてくれていました。どのような状況でも一つひとつ勝ちにいくことは変わりません。監督としてバランスを重視することは大事です。(ACLEリーグステージ第3節・)山東泰山戦はディフェンスラインをローテーションしました。このスケジュールの中、どうすれば結果を残せるかを考え、さらにインパクトを残したい思いもあります。今日の試合でも渡邊 泰基が良いプレーをしてくれました

小池 龍太
監督には『90分間やらせてほしい』と話していた
(イレギュラーな形だったかもしれませんが、復帰後初のフル出場となりました)やっと戻ってきたなという感触と、まだまだ戻さないといけないという思いがあります。思った以上に、メディカルスタッフやコーチングスタッフが喜んでくれている喜びのほうが大きいです。イレギュラーのように見えましたが、ジョン(ハッチンソン監督)には『90分間やらせてほしい』という話はしていました。彼にも選択肢がなかったかもしれませんが、自分の意志も含めてのことだと思います

■浦和
マチェイ スコルジャ監督
東京V戦と比較すると、満足できる部分があった
いろいろな時間帯があった試合でした。われわれにも、2つの違った時間帯があったと思います。例えば、前半アディショナルタイムでブライアン(リンセン)に訪れたチャンスのように、われわれがゲームをコントロールしてボールをキープしながら、サイドチェンジをしてスペースをうまく使う時間帯もありました。しかしマリノスも非常に危険なチームで、チャンスを作っていました。戦術的な側面から見ると、われわれがやろうとしていたことが十分に出た試合ではありませんでした。例えば、ハイプレス中に相手がGKにボールを下げたとき、効果的なプレスが掛かりませんでした。しかしマリノスの攻撃力が非常に強力だということは分かっていましたし、難しい時間帯もあるだろうことは予測していました。アンデルソン ロペスや(ヤン)マテウスら強力な選手に対して、本日は(マリウス)ホイブラーテンがプレーすることができませんでした。その中で、(井上)黎生人、佐藤(瑶大)が非常に良い仕事をしてくれたと思います。後半、チアゴ(サンタナ)が押し込んだ場面では、ほんの数センチのオフサイドになってしまいました。6年ぶりの日産スタジアムでの勝利をサポーターに届けたいという気持ちで挑みましたので、この引き分けをうれしく思っているわけではもちろんありません。しかし、前々節(2試合前のJ1第34節)の東京V戦と本日の試合を比較すると、内容では満足できる部分があります。選手たちがベストを尽くして戦っている姿があったと思います

井上 黎生人
攻めているときのリスク管理は1週間言われていた
マリノスさんのほうがキツい日程だったので、疲れたとは言えないですし、勝ち切らないといけない試合だったと思います。攻めているときのリスク管理は1週間ずっと言われていましたし、チャンスが少なかったとしても仕留めてくるのは分かっていたので、90分通してリスク管理することは集中していました。残りの5分、10分はオープンになったので危ないシーンも作られましたけど、無失点で終われたことは自信につなげたいです…

試合プレビュー

混戦から抜けろ

■横浜FM
「試合は待ってくれない」。課題は“終わらせ方”

 勝利寸前のところで同点に追いつかれ、突入した延長後半アディショナルタイムに逆転を許して敗退した天皇杯準決勝・G大阪戦(2●3)の…

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