FW51 加藤 陸次樹 5.5点
同点弾はVAR介入で取り消しも一矢報いた
■G大阪
ダニエル ポヤトス監督
相手の攻撃を耐え抜く力も示してくれた
非常に良い試合をしたと思っています。非常に良いチームを相手に、難しい試合でしたけれども、よくやってくれたと思っています。前半はもう少しコントロールできたらなと思ったんですけれども、オープンな展開になってしまったなと思っています。でも、非常に大事な先制点を入れて、その後は相手のインテンシティーにもしっかり耐えてくれたと思っています。後半は、しっかりとボールを握りながら試合をコントロールできていたところで2点目が入ったなと思っていますし、彼ら(広島)には多分情報として、(優勝を争う首位の)ヴィッセル神戸の結果ということも頭にあったと思うので、そこからちょっとメンタルが下がったのかなというところでの3点目でした。非常に良い試合をしてくれたと思っていますし、うれしく思っています。(全員で守備をしていたと思うが、守備の評価は?)すごくポジティブに思っています。本当にディフェンスラインにおけるボール奪取、しっかりとボールを奪い返してくれる回数も多かったですし、同時に相手の力がある選手たちを前に、しっかりとそこを耐え抜く力も示してくれたと思っています。非常にうれしく思っています
坂本 一彩
2点目の場面は何か起きればいいなと思って走った
(自身2点目を振り返ってください)(ファン)アラーノがシュートを打つタイミングで、ボールがこぼれてきそうだなというのがあったので、一応走っておこうと思って走ったら、スッと抜けてきました。セカンドボールはけっこう転がってくるので、何か起きればいいなと思って走りました
■広島
ミヒャエル スキッベ監督
均衡した試合になりながらも敗者になってしまった
まずガンバ大阪、勝利おめでとうございます。それからヴィッセル神戸、J1優勝おめでとうございます。それから自分たちのチームに、本当にリスペクトを持って『おめでとう』という言葉を贈りたいと思います。本当に厳しいシーズンでしたが、昨年より成績が良かったので、自分たちは本当に良いシーズンを送れて、本当に良いサッカーを見せられたと思っています。今日の試合に関して言えば、ここ数試合と同じような形で、自分たちでしっかりゲームを握っていました。良いサッカーをしていながらも、シュートが入らないことがあって、均衡した試合になりながらも敗者になってしまった。今日もそういう流れでした。(2位という成績でACLEの出場権を獲得しました。決して悪くない成績だと思います)そういった出場権を獲ることは目指していた部分ではあるので、そこはうれしく思います。このオフの間にチームのほうを少し整理して、上のほうで誰が出ても戦える状態にしていかないといけないと思います。自分たちの場合、レギュラー選手が2人、3人と欠けてしまった場合には、まったく別のチームになってしまう部分があるので、そこは改善していかなきゃいけないと思います。来季はたくさんの大会に参加することになります。Jリーグと(2024-25シーズンの)ACL2をまず戦って、ルヴァンカップがあり、天皇杯があり、さらに秋以降になったらACLEが続いてくる。そういうシーズンになるので、誰が出ても実力が落ちないチームを作り上げていきたいと思います
荒木 隼人
2位で終わり、非常に悔しい思いが強い
(2位という結果をどう受け止めていますか?)良いシーズンを過ごしたと言えると思うのですけど、タイトルをつかむチャンスがあって2位で終わってしまったので、非常に悔しい思いが強いかなと思います。神戸の皆さんには『2連覇おめでとうございます』と言いたいです…
G大阪が4連勝フィニッシュ。最後は一彩の二ケタ得点
逆転優勝を目指す広島とACL2への切符を手にしたいG大阪。それぞれの目標こそ異なるものの、互いに勝つことだけに…
■G大阪
必ず4位に入る。収穫多き1年の集大成を
「天皇杯で負けたあと。すごく大事な試合だった」(黒川)。シーズン終盤は打ち合いを制する試合が続いていたG大阪だが、前節・新潟戦では原点回帰と言える“ウノゼロ”の勝利。天皇杯決勝で敗れた悔しさを払しょくし、「熱量をもってチーム一丸で戦える」(黒川)姿を見せつけた。…