奈良クラブの勝因としては出場選手全員のハードワークが大きいが、その選手たちの中でも特に気合いが入っていた二人がいる。対戦前から話題沸騰のシュナイダー潤之介と岡山一成だ。
シュナイダーは2007年に仙台に加入。勝利後のパフォーマンスは“シュナイダー劇場”と呼ばれた。仙台在籍時に彼が「柏で岡山がやっていたようなサポーターと一緒になった盛り上がりを、仙台でも実現したいと思っていた。そうしたら、半年後に“本家”の岡山が仙台にやってきた」と笑いながら話していたように、同年途中から岡山が仙台に加入してその“劇場”に加わった…