練り尽くされたセットプレーと、狙いどおりのサイド攻撃で2得点を叩き出し、スポットライトを浴びた攻撃陣。「勝てばいい」(長谷川監督)第2戦を勝ち切ったG大阪だが、180分間の“頭脳戦”で見逃せないのはGK藤ケ谷を中心とする最終ラインの踏ん張りだった。絶対的な守護神である東口や三浦、チームの要である井手口といった3人を日本代表に送り出しながらも、大阪の雄の最終ラインはまったくほころびを見せなかった。
第1戦こそ、初めて対戦するルーカス・ポドルスキの巧みさに手を焼き、一度はポスト直撃の決定機を許したものの、第2戦では…