ようやく長いトンネルから抜けた。直近の公式戦は5試合続けて未勝利だったが、先の天皇杯4回戦ではJ1のC大阪相手に敗れはしたものの、自分たちがゲームを支配して、多くの時間で相手陣内に押し込んだ。そこで納得のいくサッカーができたことが、この日の勝利の要因になったと言える。
手ごたえを感じた敗戦を受け、中3日の連戦にもかかわらず、風間監督はリーグ戦前節ではなく、天皇杯のメンバーをベースに先発を組んだ。そこに天皇杯は登録の関係で出場できなかったガブリエル・シャビエルや後半途中から出場した佐藤と和泉の3人を効果的に配置したが、中でも驚きだったのは…