■札幌
ペトロヴィッチ監督
今日の試合は入りが良くなかった
「やはり今日の試合は入りが良くなかった。25分あたりまで本来の戦いができず、オーガナイズもなかなかできない中で相手に先制されてしまった。苦しい展開になりました。そういう中でケガ人も出ましたし、レギュラーもそろわない中でも、その後はチャンスを作ってくれました。後半はワンサイドで攻める時間が長く続き、チャンスを多く作ってくれました。今日はゴールに嫌われた部分も多かったと思います。そうした中でも最後まで選手たちは良い戦いをしてくれましたし、勝点1を取れてもいい内容だったと思います。ですが、こういう試合を引き分けに持っていけないのもサッカーではあること。今日の敗戦に関しては、選手を非難することはできないと私は思っています。(1週後にはルヴァンカップ決勝がある。そこに向けてどのように調整していくか)私がこの札幌に来て1年半以上経ちましたが、昨年とは選手の体にかかる負荷も違ってきている。試合数も多く経てきている。選手が疲労をしている状況からケガが生まれている。限られた選手の中で、川崎と戦わなければいけない。川崎は(J1)王者であり強敵である。そのチームに対して勝利をするべく、ベストを尽くすこと、そして勝利をするべく戦うだけです。いない選手のことを嘆いていても仕方がない。与えられた中でいかにベストを尽くすか、です」
菅野 孝憲
悪いゲームではなかった
「やはり早い時間帯に失点をして苦しくなってしまったと思う。ただ、それ以降の時間帯はチームとして盛り返すこともできたし、良い戦いができていたと思っている。結果がついてこなかったことは残念だが、チャンスはたくさん作れていたので悪いゲームではなかった。前向きに捉えていいと思う。引いて守った際の守備の強さは相手のストロングポイントであり、それを出されてしまった。あそこで得点を奪い切れなかったのは悔しいが、ルヴァンカップ決勝に向けてみんなで改善していきたい」
■C大阪
ロティーナ監督
リーグ屈指の攻撃力を持つチームに勝利できて満足している
「前半の45分は良かったと思います。攻守において、良いボールの動かし方もできたし、守備も良かった。その中で、(柿谷)曜一朗の素晴らしいゴールが決まったのですが、もう1点、取るチャンスはあったと思います。後半は、より札幌が前からプレッシャーを掛けてきて、交代でも攻撃的な選手を入れてきて、より攻撃力を増してきました。その中で、ボールを持ってビルドアップできなくなり、リトリートする時間が長くなりました。前半はプレーしながら狙ったとおりにチャンスを作れたのですが、後半は、よりカウンターからのチャンスが増えました。札幌は後半も素晴らしい攻撃をして、たくさんのチャンスを作っていました。リーグの中で屈指の攻撃力を持っているチームに勝利できて、満足しています」
柿谷 曜一朗
思い切って打とうという気持ちはあった
「(先制点のシュートを振り返ると?)最初やし、思い切って打とう、という気持ちはありました。前半の開始から良いところでみんながボールを受けられていたし、流れは良かったので、その流れの中で点が取れたらいいなと思っていました。それがゴールという形になったので、良かったと思います。(崩しの形は)練習どおりの形でした」…