大一番で決めたのはやはりエース。江坂の一振りで大宮が歓喜をつかむ
未勝利の続く両チームが、3連戦の最後に浮上を懸けて激突した一戦。ボールを持って攻め込みたい大宮と、激しいプレッシングからチャンスをうかがう新潟という構図がピッチ上に描き出された。
アグレッシブさと慎重さが同居した前半、互いに迎えた決定機は一つずつ。3分に新潟がチアゴ・ガリャルドのロングスローから混戦を生み出し、最後はドウグラス・タンキがゴール至近距離からシュートを放ったが、これはGK加藤順の守備範囲。対する大宮はなかなかペナルティーエリア内でのシュートチャンスを得られなかったが、38分にマテウスのスルーパスから和田が抜け出し、落としたボールをマルセロ・トスカーノが受けて決定的なシュート。しかしシュートはDFのブロックに阻まれた。…