色を出し合い打ち合った名岐ダービー第2幕。勝敗を分けたのは質と精度
岐阜、名古屋ともに共通するのは、パスをつなぎ攻撃的に相手を押し込むサッカー。両軍が雌雄を決する名岐ダービー第2幕は、岐阜のホーム・長良川をクラブ史上最多となる17,027人の観衆で埋め尽くし、そしてその内容も素晴らしかった。
序盤は岐阜のプレスに捕まり、ビルドアップが困難であった名古屋。22分には岐阜のスピーディーな崩しから左サイドを破られ、大本に先制点を許す。しかしチームのパステンポが整い始めると、32分に田口、36分にシャビエルと、こちらも華麗なパスワークから得点し、瞬く間に逆転に成功する。…