結末は無情。磐田完勝も、他会場の結果でJ2降格
勝利が絶対条件の崖っぷち磐田と引き分け以上でJ1残留がほぼ決まる名古屋。両者の立場の違いは、90分間色濃く表れた。
いつもどおり最終ラインからボールをつなぎビルドアップを試みる磐田は、積極的にSBも高い位置を取り攻撃的な姿勢を貫く。[4-3-2-1]でスタートした相手3枚の中盤の間に生まれるスペースで藤川や松本が的確な位置取りからボールを引き出し、攻撃を活性化。磐田が序盤から主導権を握る。そして22分には、CKから松本が頭で合わせて先制点。奇跡のJ1残留に向け最高のスタートを切った。
開始15分で[4-4-2]にシステムを変えざる得ない劣勢に陥り、失点も喫した名古屋だったが、39分に…