■ガンバ大阪
宇佐美ラストマッチ。勝ち点3で花を添える
前々節の浦和戦(1○0)に快勝した流れを継続し切れず、前節・鳥栖戦(1●2)では痛恨の逆転負けを喫した。1stステージの戦いを象徴するように、好ゲームと凡戦の入れ替わりが続くG大阪。1st最終節となる名古屋戦は本来であれば、2ndステージの開幕に向けてはずみをつける、という程度の立ち位置に過ぎない一戦だった。しかし、宇佐美のアウクスブルク移籍決定によって、特別な意味合いを持つことになった。「これだけチームに貢献してくれた選手。勝って…
■名古屋グランパス
1stステージ最終節にして訪れた最大の試練
内容を向上させた前節・柏戦(1△1)でも危機感をぬぐい去ることはできなかった。何しろ、名古屋はリーグ戦では7試合勝ちがない状況。ピッチでの悔しさは、結果を出すことで晴らすしかない。
低空飛行の背景にある一つの理由は、状況に応じた戦い方の柔軟性を欠いていることだ。ポゼッションと前からのプレッシングを戦いのベースに置く名古屋だが、攻撃ではボールをつなぐことにこだわり過ぎてゴールに迫れない。また、守備では…