■セレッソ大阪
大きな代償を払って手にした教訓を生かすとき
C大阪にとって2年連続で挑むこととなったJ1昇格プレーオフ。自動昇格の可能性がついえたのは、第40節・愛媛戦(1○0)の試合前だった。「そのときみんなで言っていたのは、『残り3試合を全部勝って、良い流れでプレーオフに向かおう』ということ」(清原)。誓いどおり、…
■京都サンガF.C.
大一番を前に攻守のバランスは今季最高の状態
8月の終わりから9月にかけて、京都は今季で最も苦しい時期を過ごした。戦術の土台となる組織的な守備ブロックは安定していたものの、エスクデロ、堀米へのマークが厳しくなり、個の打開力に頼りがちだった攻撃が機能不全に陥った。第30節・札幌戦(0△0)以降は5試合連続ノーゴールという泥沼を味わう。
ゴール欠乏症の処方箋として石丸監督が提示したのは、…