■清水
いかにストロングを封じるか。キーマンは松原
篠田監督に代わり、チームはいまだ無敗。練習にも活気があり、チーム状態が悪いようには決して見えない。しかし、ふと我に返ると、最下位という現実がある。ただ、「一番下からはい上がるという気持ちを、選手一人ひとりがもっている」と金子が話すように、選手たち自身はその現実から逃げてはいない。“負けない”ではなく、“勝つ”チームへと、次のステップに進むことを模索している。
そのために練習で取り組んでいるのは、まず相手のストロングポイントを消すこと。すなわち、“横浜FMの攻撃をいかに封じるか”という点に尽きる。横浜FMがリーグトップの得点数を誇る一方で、清水はその逆のリーグワーストの31失点となっている。よって、守備の立て直しは急務。12日の練習では、ハーフコート…