レポート:村本裕太
──どんな思いで移籍を決めた?
野田 前にいたチーム(鳥栖)は3年もいたし、土地的にも慣れ親しんだ場所だったので、(移籍に)踏み切るまですごく時間がかかった。
ただ、自分の中でステップアップしたい気持ちがあった。名古屋にはいろいろ吸収できるすごい選手がたくさんいる。その中で、自分が成長できると思った。一番はそこ。個々の能力が本当に高いと感じた。
──他クラブからもオファーがあったようだが?
野田 いろいろオファーをいただいた中で、やっぱり一番は吸収できる選手がたくさんいたことが理由だった。
──それだけ14シーズンに懸ける思いは強かった?
野田 そうですね。まったく知らない土地だし、自分にとって、すべてが初めての経験になる。いまはけがをしているので、まずはけがを治して早くチームのみんなとサッカーをすることが目の前の目標だと思っている。
──初めての土地、初めての移籍について不安は?
野田 いや、不安はまったくない。
──この移籍はご自身の中でどのような位置付けなのでしょうか?
野田 チャレンジ”だと思っている。知らない土地に来てプレーするということは。鳥栖とはスタイルも違うだろうし・・・