ボランチの重要性を再認識
自分のサッカー人生では、ブルガリアというと強いイメージがあった。まさか、このような大差が付くとはね。「もっと強いチームを呼べないのか」と、セルジオ越後氏の評論の餌食になるような結果となった。
大量得点が生まれるきっかけというのはあって、それが当てはまる流れだった。1点目は、後ろから迫る相手にギリギリで気付いてクルクルと回った柏木陽介の動きに気を取られ、ブルガリアのDFがボールウォッチャーになった。そこで岡崎慎司がタイミングを図って裏へ飛び出し、柏木が正確に合わせた。彼らが持つ、優れたものの組み合わせで生まれたゴールだ。ブルガリアとしては、…