新顔のデビュー、大迫&原口の先発。連係不足はありながら「3-0」
先月のコスタリカ戦に続き、森保ジャパン2試合目となったこのパナマ戦も、新顔がピッチに登場した。代表デビュー戦となったCBの冨安健洋に、初先発を飾ったボランチの三竿健斗。またコスタリカ戦で活躍した伊東純也らもスタメンに名を連ねた。
ロシアW杯の主力組では大迫勇也と原口元気が先発で出場。選手紹介で一際大きな歓声を浴びた二人は、その期待を背に試合開始からよくボールに絡んでは、敵陣に攻め込んでいった。右サイドでは伊東がスペースランニングを意識した縦方向の攻めを、中央では南野拓実が周囲の選手を連結するようなリンクマンの働きを意識しながら、常に前を向いてしかける姿勢も見せていく。ただ、ロシアW杯出場国のパナマも、個人能力の高さを生かした攻めを繰り出し、前掛かりになった日本の背後を狙った。特に両SBの佐々木と室屋は、常に裏のスペースを突かれるリスクと隣り合わせの攻防が続いていた。