FW12 チアゴ サンタナ 5.0点
孤立気味だったが収め切れず、シュートも残念
■福岡
長谷部 茂利監督
良いことずくめだったと思う
内容はいつもどおり、アビスパが勝つにはこういう形という試合ができたと思います。試合勘のない選手が両チームに1人、2人いるように思いましたが、良い試合ができたと思います。大きなケガ人も出ていないと思いますし、これまでも伝えてきたように、もう少し攻撃の質が高くなれば、もう少しミスが少なくなれば相手ゴール前に行くチャンスが増え、20本くらいシュートを打つチームがありますが、そういうチームに少しでも近づくのではないかなと思います。結果はホーム最終戦で勝てたということで皆さまにも喜んでいただいたし、選手、スタッフ、クラブの事業部も喜んでいるし、良いことずくめだったと思います。やはり勝ちにこだわることでこういうことが起きる。勝つことは大事なんだなとあらためて思いました。今日は勝てて良かったです。(17,000人を超える観客がスタジアムに詰めかけました。その中で指揮を執った感想をお願いします)今日は試合前から私自身もこれまでのゲームとは違う雰囲気を感じていて、選手よりも緊張していたかもしれません。なので、うれしかったと言いたいところですが、(周りが)見えていなかった。ただ、ゲームが終わったときや点を取ったときの大歓声は、これまでも素晴らしいときはありましたが、今日はより伝わってきてうれしかったです
紺野 和也
狙いどおりのシュートを力みなく打てた
(見事な決勝ゴールでした)あのコースが空いているように見えましたし、トラップも良いところに置けましたし、狙いどおりのシュートを力みなく打てたのではないかと思います。浦和戦はほかの試合以上に気合いが入るところがあるので、結果を残せて良かったと思います
■浦和
マチェイ スコルジャ監督
逆転を狙ってプレーしたが、決定力が足りなかった
今日の試合の入り方は非常に良かったと思います。相手陣内でボールを長くキープすることができましたし、ビルドアップが非常に良かった。ただ、立ち上がりの20分から25分くらいまでは裏に抜ける動きが十分ではなかったので、チャンスの回数が多くありませんでした。そして自陣のビルドアップでボールロストがあり、そこで紺野(和也)選手に素晴らしいゴールを決められました。そこからわれわれは逆転を狙ってプレーしましたが、ファイナルサードに入ってからクロスを含めた決定力が足りなかったと思います。後半も同じように攻撃的にいこうとしました。前田(直輝)選手と原口(元気)選手には『斜め内側へのダイアゴナルランを増やそう』と指示を出しました。ただ、今日はパスの出し手と受け手のタイミングがうまく合いませんでした。しかし、チームは得点を取ろうとトライしました。途中からピッチに立った選手たちもベストを尽くしてくれました。例えば、原口選手から二田(理央)選手への素晴らしいパスもありましたし、終了間際の本間(至恩)選手の好機もありました。しかし、今日はそれらを得点につなげることができませんでした。長い距離を移動して来てくださったサポーターの前でそのようなチャンスを作りましたが、最後のところで喜びを与えることができませんでした。われわれには勝点3を取る機会が次のホームでの最終節(・新潟戦)にあります。そこではできるだけ良い内容を見せながらの勝利を目指したいと思います
マリウス ホイブラーテン
ポゼッションの部分はわれわれが上回ったが……
前半はわれわれがボールを保持してゲームをコントロールしていましたが、相手は試合巧者であることを見せながらうまく先制点を奪いました。後半はオープンな展開になり、互いにカウンターからチャンスを作り出しました。ポゼッションの部分はわれわれが上回ったゲームだったので、敗戦という結果を選手皆が残念がっています…
紺野弾を守り切った福岡。指揮官の花道を勝利で飾る
福岡がホーム最終戦をウノゼロ勝利で飾った。試合前に「堅い守りは実現できるようになっている」と長谷部監督が自信を見せていたとおり…
■福岡
指揮官が臨む勝利の形。ザヘディが得点で導く
リーグ戦…