■ジュビロ磐田
“福岡ショック”の払しょくを。3バックもテスト
前節のアウェイ・福岡戦(1●3)のダメージは、決して小さくない。今季7敗目を喫し、2位・松本との勝ち点差は『7』に開いた。オフ明けの13日の練習場の雰囲気はどことなく重かった。シャムスカ監督も「湘南戦(第19節/1●2)、松本戦(第25節/1△1)では(内容的に)いい試合ができた。ただ、それをなぜか継続することができていない」と首をかしげる。最下位・富山が相手とはいえ、楽観視できる状況ではない。
苦しいチーム状況だが、前田と松井の復帰はプラス材料。右ふくらはぎ痛でリーグ5試合を欠場している前田は9日に全体練習に合流。シャムスカ監督は「富山戦は出られると思う」と話しており…
■カターレ富山
アウェイ連敗の不名誉な記録を、ストップせよ
前節・山形戦は新加入の宮吉と井澤の活躍もあり、1-1で勝ち点1を積み上げた。しかし6戦未勝利で、21位・讃岐との勝ち点差は『6』のまま縮まっていない。早期に今季3勝目を挙げて、追い上げ態勢に入らなければならない。アウェイ12連敗中だが、強敵相手のこの試合で意地を見せる。
今節から、20日に天皇杯3回戦・C大阪戦を挟む3連戦となる。攻守に収穫が多かった前節を浮上へのきっかけにしたい。前節の先発メンバーの平均年齢は23.73歳。東京Vの22.64歳に次ぎ…