役者が揃い踏みの5得点。その裏にある課題
川崎Fの真骨頂がこの試合の5得点に表れた。ただ立ち上がりに相手に先制点を許したこと、また後半には勢いを持った相手に対して後手に回って3失点を喫したことは、現在抱える大きな課題でもある。「素晴らしい前半と、まだまだな後半」。中村は試合をこう総括した。5分に南野に先制点を許すも、10分に小林、13分に大久保が決めて逆転。26分にはレナトがPKを沈め、前半終了間際のには中村と、前半のうちにC大阪の守備網を蹂躙した。まさに役者の揃い踏み。早々に川崎Fの勝利を確信させた。だが、後半開始直後の49分と74分にクロスからの失点を許し、1点差まで追い上げられてしまう。81分には中村のCKのこぼれを小林が合わせ点差を『2』に広げたが、85分にはフォルランに得点を許した。
結果として5-4で勝利を得たものの、…