「やっとここまで来られたなと」
今季最高のゲームを見せた6月21日の第19節・磐田戦(2○1)の翌週以降、主将の姿は練習場になかった。それからリーグ戦10試合、時間にして約2カ月以上、チームは彼の不在をものともせず戦い抜き、首位を変わらず快走している。そんなチーム状況の中、「これだけ長い間けがをしたことがなかった」からこそ生まれる不安があったという。「チームをどう見ていたかというよりは、自分が戻ったときにうまくフィットできるかなとか、チームにプラスになることができるのかな、といったことをずっと考えていた」。主将という立場や、チームへの思いが強いからこそ、不安に苛まれた。
今節での復帰は可能性の範囲内でしかない…