やはり、失点は重い。いくら完璧な内容で戦えていても、一つの失点が状況を変えてしまう。
前半はほぼ完璧な内容だった。後方から積極的にボールを持ち運ぶ連動した攻撃を繰り出したのは、前線の運動量が多かったことにも起因する。一方で、攻守の切り替えも速く、森脇や槙野が攻撃参加する際にはCBとボランチの5人のうち3人が残ってバランスを取ってリスク管理をした。28分には佐藤に裏を取られてヒヤリとしたが、34分、阿部のミドルシュートでCKを得ると、それを阿部がヘッドで叩きつける。内容にふさわしく、浦和が先制に成功した。
しかし…