町田 3-0 J-22
開始3分の先制点、取り戻した“らしさ”
先手必勝――。それが町田の本領だ。
開幕戦・藤枝戦(3○0)の“開始25秒”に、遠藤が挙げた得点はまさにその象徴だ。町田は開幕から10試合のうち5試合で、キックオフから10分以内に得点を奪っている。チームを首位に押し上げたのは、立ち上がりのアグレッシブな試合運びだった。
「高い位置でボールを奪い、カウンターから点を取っていた」と鈴木崇はそのスタイルを説明する。しかし夏場に入るとチームの“らしさ”が薄れてしまい、第22節・琉球戦(0●1)、第23節・長野戦(0●2)と、連敗を喫してしまう。
しかしこの日、町田は本来の試合運びを取り戻した…