FC東京、サイドに起点を作られ押し込まれる
相手のFC東京研究が、ここ最近は進んでいる。先週末に行われた天皇杯4回戦・清水戦で、FC東京は完全に後ろに引いて守る相手をなかなか攻略できなかった。FC東京のお株を奪うかのようなカウンターサッカーを、見事にやられた末の敗戦だった。
今節の相手・神戸も、清水とは違った戦い方を挑んできたが、しっかりFC東京を攻略しようとしていた。ポゼッションを軸に攻撃的姿勢を見せる今季の神戸は、その攻めのスタイルそのままをぶつけた。
FC東京は「まず守備で試合に入るスタイル」と神戸の安達監督。その敵将の言葉どおりFC東京はこの試合も同様の入りを見せたが、「前半は守備がハマらず苦しかった」と森重が振り返るように、…