ホームで完敗。すべての要素で北九州に上回られる
スコアどおりの完敗だ。山口智の欠場によりCBで先発した大岩は、「相手のほうがまとまっていたし、組織的だった」と素直に彼我の差を認めた。
試合に臨むにあたって、チームが持っていた意識は明確だ。「北九州が引いて完全にブロックを作って守ってくるのは分かっていたので、先制点は絶対に取られたくなかった」(森本)。しかし、その目論見は24分、池元にPKを沈められたことで崩れ去った。リスクを冒さずに[4-4]のブロックを低い位置に築いた北九州に対して攻めあぐねることになり、「焦りとか『取りにいかなくちゃいけない』ってところで少し攻め急いでしまってカウンターの機会を与えてしまった」(幸野)。そして…