攻撃陣爆発。崩し切っての3ゴール、リーグ戦4試合で15得点
完勝に次ぐ完勝。リーグ戦ここ3試合で12得点を挙げ、FC東京戦こそ引き分けだったものの大宮戦(4○0)、清水戦(4○1)と相手を圧倒していた浦和の勢いは、苦手の柏を前にしても変わらなかった。
柏がこれまで同様、浦和と形を合わせて[5-4-1]のブロックを作り、カウンターを狙っているのは明白だった。対して浦和は圧倒的にボールを保持し、攻勢をかけた。それはポゼッション型のチームがカウンター型のチームと対したときにありがちなボールを持たされる展開ではなく、自らアクションを起こした攻撃だった。そして21分、柏木の素早いリスタートから平川が抜群の精度のクロスを送ると、那須が飛び込んで得意のヘディングでゴール。さらに28分には槙野のロングボールから興梠、李、柏木と前線の3人で崩し切って追加点を挙げた。…