最下位・富山、意地の一勝。残留争いはさらに激化
20位・東京Vが22位・富山をホームに迎える残留争いの重要な一戦は、富山が今季初のアウェイでの白星をもぎ取った。
序盤から互いに“自分たちのサッカー”をぶつけ合う戦いとなったが、富山は12分、3バックの左で先発したパク・テホンがボールを持つと、前線で待つ苔口へロングフィード。そのパスは東京Vの左SB安在の裏のスペースをうまく突くものだった。「(パク・)テホンのボールが最高で、トラップもうまくいった。あのトラップで決まった」と苔口。巧みなコントロールから右足を振り抜き、貴重な先制点を奪取した。その後は追い掛ける東京Vが圧力を強めるが、…