何度も何度も決定的なチャンスを作りながらゴールが生まれない。もどかしい時間帯を経験しなければいけないのは、直近の3試合に共通した展開だった。しかし、そうした展開になっても先制点を奪えるようになったのは、10試合ぶりの敗戦に終わった前々節の大宮戦(1●2)から一歩成長したことを感じさせる。
ここ3試合の相手はシーズン途中に監督交代があった大宮と仙台、そしてACL出場でチームを作り切れていない横浜FM。いずれも、鹿島との完成度の面で差があった。ところが大宮には相手にとって最初のチャンスでゴールを決められ、どこか歯車の噛み合わない展開が最後まで続いてしまった。
だが…