仙台、裏を使われて劣勢に。5連敗を喫す
前半は鹿島ペース。仙台の高い最終ラインの裏は、徹底的に鹿島MF陣のスルーパスの標的にされた。5分には、仙台のGK関と上本の連係ミスから大ピンチに。10分から12分の間は、仙台の裏を突いた鹿島に4度もの決定機が訪れた。しかし、鹿島のシュートミスもあり、仙台守備陣が辛うじてしのいだ。
仙台は16分にFKの流れからウイルソンが反転シュートを狙ったものの、ブロックされる。この後は再び鹿島に押される時間帯が続く。緊急回避の意味合いが強いロングボールが多用されたために、なかなか左MF野沢のパス能力を生かすことができなかった。31分に、野沢の左からのクロスの流れでウイルソンとリャン・ヨンギが連続でシュートを打つまで、…