スローな入りは課題も、5試合ぶりに勝利を収める
動きの少ない、非常にスローな展開となった前半。FC東京にとっては前節、川崎Fとの多摩川クラシコが最後までハイテンションの試合だったため、余計に直近試合での温度の落差が際立ってしまった。
得てしてこういう試合は、足をすくわれやすいもの。27分には、川崎F戦で決定機を何度もフイにしたエドゥーが、またしても絶好のチャンスを外してしまう。ゆったりとしたチーム全体のプレーの空気感も相まって、イヤな予感が漂っていた。
しかし、そうした悪い雲行きを自分たちで晴らしてみせる。33分、エドゥーが先ほどの罪滅ぼしのような鋭い突破を見せ、最後は河野が押し込み先制点を奪った。前回対戦で…