両チームが悔いを残してタイムアップの笛を聞くことになった。シュート数は広島が15本、神戸は16本。両チームともに今季のアベレージを上回る本数を放ったが、「前半に決め切れていれば、もっとラクな試合になっていた」(森保監督)。「失点して同点になったことへの悔いよりも、2点目を取って試合を決められたのにという気持ちが強い」(安達監督)。上位進出の機運をつかめないチームの現状が両指揮官のコメントからにじみでた。
特にホームの広島はモヤモヤが募った。森保監督は無得点で敗れた前節・横浜FM戦(0●1)から前線の3選手を入れ替え、…