「ウチは長崎やったり松本やったり、ああいったチームが苦手な感じ。前から来られて正直ビビっていると思う。そこをビビらず、自分たちのスタイルで、はがしていける力を付けないとダメ」
松本戦を前にキャプテンの寺田は第32節の長崎戦(0●1)を引き合いに出しながら、このように語った。長崎戦では、パク・ソンホの高さを有効に使い試合を優位に進めていたかに思えたが、そればかりに終始してしまったことが悔やまれるのだという。同じようなことを佐藤も感じていた。「(長崎戦は)あまりプレッシャーを感じなかった。それに気付くのが少し遅れて、ボールを動かし始めるのが遅くなってしまった」。
リーグ後半戦は1トップのパク・ソンホを狙ったハイボールやスペースを狙ったロングボールが、より目立つようになった。しかし、これが…