
森重のアンカー起用で最終ラインに変化が
前回と同じくD F 登録の選手は8 人。ただし、[4-3-3]のアンカーとして起用された森重真人が今回はMFに入ったため、一人増えた計算になる。その内の4人が新しいメンバーになった。
右の西大伍と左の太田宏介を加えたSBは攻撃面、塩谷司と昌子源が入ったCBは対人戦の強さとビルドアップの正確性が期待される中で、彼らに共通するのは機動力の高さだ。[4-3-3]を用いる場合、攻撃時はアンカーが最終ラインに落ちて[3-4-3]に、守備を固める時間帯は[4-1-4-1]となり、頻繁なポジション移動が生じる上に、ラインの上げ下げも激しくなる。求められるその動きをこなしながら、なおかつ自分の役割を果たせる選手がハビエル・アギーレ監督のイメージする理想だろう。
そうした流れの中で…