「2試合で4失点は多過ぎる」とハビエル・アギーレ監督。今後、ディフェンスの強化は大きなテーマだ。CBの吉田麻也と昌子源がけがで辞退し、アギーレ監督も「不運だった」と言わざるを得ない状況だが、主軸が決まっていない段階だけに、今回のメンバーにとっては大きなチャンスだ。
CBの候補は水本裕貴、塩谷司、追加招集の鈴木大輔に加え、MF登録ながら「(アンカーと)両方できるというのもアピールになる」と語る森重真人の4人。代表実績では水本と森重がリードするが、今年4月の国内キャンプ以来となる塩谷と鈴木は9月のチームに不足していた守備の強さを補えるポテンシャルの持ち主だ。
「対人のところをしっかり出していきたい」と塩谷が語れば、鈴木も「一番は戦うところ。球際で負けないとか基本的な守備の姿勢が見せられる」とアピールのポイントに挙げた。身体能力の高いジャマイカと強豪ブラジルに対し、彼らの強さを示せれば大きなアピールになりそうだ。
先の2試合での4失点は…