新たな可能性を探れ。ジャマイカ戦の4つの焦点
10日にジャマイカ戦に臨むアギーレジャパン。チームをまだ立ち上げたばかりということもあり、香川真司が入るインサイドハーフを筆頭に、全ポジションが注目点と言って過言ではない。その中で特に注目の4つのポジションにフォーカスを当てた。
CHECK POINT CENTRE BACK
「まず1勝目を挙げたい」とハビエル・アギーレ監督も語るジャマイカ戦で大きなテーマとなるのが9月の2試合で4失点した守備の安定化。特にCBが背負う責任は大きい。主力の吉田麻也、さらに新戦力として期待された昌子源が負傷で辞退した状況で、森重真人とともにCB起用が予想されるのが広島の塩谷司だ。
広島では主に3バックのストッパーを務めてきた塩谷は4月の国内合宿で、右SBでもテストされたが、今回はCBのスペシャリストとして招集されたようだ。機動力の高さと対人の強さはJリーグでもトップレベルで、ACLでは国際的にも通用することを証明した。ポテンシャルに疑いの余地はないが、代表定着の生命線になるのが周囲との連係と90分を通しての状況判断だ。
連係面で特に意識したいのが…