広島、不安視された守備陣も粘りを見せる
8日間で3度対戦する異様なマッチメークに与えられたスパイスとして、お互いに守備陣から日本代表
選手を輩出して準決勝に臨むことになった。柏は鈴木の不在を今季のリーグ戦に17試合出場している渡部が埋めた以外は4日前のリーグ戦(J1第27節・広島戦)と同じメンバーが並んだ。一方、広島は水本と塩谷の代表組に加え、森﨑和も負傷で欠場。ディフェンスラインは急造で構築することとなり、ファン・ソッコと清水が入った。ファンについては「なんの心配もない」(森保監督)が、サイドアタッカーの清水のコンバートには、本人も「ビックリした」と驚きを隠せない。清水は「やれるからこの役割を与えられたと思う。期待に応えたい」と勇んでピッチに立った。
ただ、…