仙台は第21節・神戸戦から第25節・鹿島戦まで5連敗を記録していたころとは、違うチームになっている。
契機は第26節・川崎F戦(1△1)だった。最終ラインの背後のスペースを消すことを最優先し、全体のラインもそれまでより低めに設定。この試合では終了前に守備の距離が間延びするミスから追い付かれてしまったが、それまでの90分間の戦い方に手ごたえを得ていた。続く第27節・FC東京戦(1○0)でもこの流れは継続。先発のCBがこのとき体調不良だった角田から鎌田に代わったが、機能性は維持してFC東京をノーゴールに抑えていた。そうして守備の部分を積み上げて臨んだのがこの浦和戦だった。
そしてもう一つ注目したいのが…