「ここから先はいろいろな選手が出て来ないといけない」。リーグ戦の逆転優勝に向けて、長谷川監督が見とおしていたとおり、前々節の鹿島戦(3○2)ではリンスが、前節の川崎F戦(1○0)では米倉が貴重な決勝点を叩き出すなど“伏兵”が存在感を見せ始めている。
しかしながら、残されたリーグ戦の6試合で首位・浦和を上回るために不可欠なのが和製エースの爆発だ。「本人が一番分かっていると思うが、今日は映像を見せて話をした」(長谷川監督)。前節、天皇杯で温存された選手たちの中で唯一、低調なパフォーマンスに終わった宇佐美に対して指揮官は20日の練習前、個人面談を実施。長谷川監督は、厳しめに活を入れたという。
7月のリーグ戦の再開後…