富山はJ3降格決定による精神面の低下は見られず、5バック気味に構えて守備で耐え、攻撃では快速2トップが裏を狙う戦い方を徹底してきた。
一方、J1昇格プレーオフ進出には勝つしかない京都は序盤から攻め続ける。右サイドから石櫃が鋭いクロスを、左サイドからは3カ月ぶりに先発した伊藤がドリブルをしかけるが、前半の工藤の3本のシュートはGK飯田の好守に阻まれ、後半開始直後の大黒のシュートもDFとポストに当たってしまう。
1点が遠い展開に、川勝監督は選手交代と攻撃的な[3-4-3]への布陣変更で勝負に出る。83分、…