柏らしさが見えた後半に勝ち越し。ACL進出のため、このまま勝ち続ける
柏が“残留争いに強いこの時期の大宮”まで下し、5連勝を決めた。
試合は前半、両チームがアグレッシブに攻撃をしかける中、19分に橋本和からのスルーパスに抜け出した太田が右足のアウトサイドでのシュートを決めて柏が先制。しかし、その後も試合をなかなか落ち着かせることができず、大宮にサイドを崩されチャンスを作られる。「1点を取って相手が同点に追い付こうとしてくるよりも、こちらが追加点を取りに急いでいた。その姿勢になった結果、パスミスやファーストタッチのミス、出し手と受け手の呼吸が合わずノッキングを起こしてギクシャクしたり、ウチのリズムが崩れている典型的な状態だった」(ネルシーニョ監督)。いくつか決定的な場面を作られると、45分には家長に左サイドを破られ、最後はニアで橋本晃司に合わされて、同点に追い付かれた。
それでも、…