青赤軍団、4万人の前で完敗。収穫は来季への課題
味の素スタジアムに集まった42,059人の前で輝いたのは、アウェイチームのほうだった。FC東京にとってはクラブの存在をアピールする絶好の機会だったが、最後まで相手に試合のペースを握られたまま試合終了。「今日は完敗だった」と、代表帰りの武藤も認めざるを得ない内容だった。
FC東京の選手たちは動きが重かった。攻守の切り替えがスムーズで、チーム全体で軽やかにサッカーを進めた新潟に対して、FC東京は全体が間延びする時間帯が続いた。「今日はとにかく相手に走らされた」(河野)、「これだけ守備がハマらないと、体力の無駄使いになる」(武藤)。攻守に後手に回ったことで、選手の足は徐々に止まってしまった。
ただ、…