
FC東京への加入が内定している流経大柏の小川諒也
流経大柏を軸に強豪ひしめく
12月30日に開幕する全国高校サッカー選手権大会。この特集ではトーナメントを4つのブロックに分け、それぞれを展望していく。第1回は千葉代表の流経大柏を筆頭に強豪がひしめくAブロックを展望する。個性派がそろうのもこのブロックの特徴だ。
2回戦から登場の立正大淞南が有利か
Aブロックは面白味のある初戦がそろう。最注目は、流経大柏(千葉)と作陽(岡山)の対戦だ。流経大柏は大会屈指の選手層を誇る大型チーム。FC東京に加入内定のDF小川諒也を筆頭に個の能力が高い。対する作陽の策士・野村雅之監督は「県予選では一度もベストメンバーを組んでいないので、見られても参考にならない。全然違うチームになっているはず」とニヤリ。抽選会では敵将に「高校総体では、初戦でウチに勝った東福岡が優勝しましたから、縁起が良いですね」と冗談を言っていたが、どのような対策を練るか見ものだ。
また、ダイナミックな攻撃が持ち味の…