公式戦4連敗。ベストアメニティスタジアムは浦和にとって、まさに“鬼門”だ。リーグ戦での初対戦となったJ2時代の00年には7-0で大勝したが、以降は全敗。2011年の開幕前に行われたプレシーズンマッチも1-2で敗戦。つまりアウェイの鳥栖戦は通算1勝5敗で5連敗中ということだ。
J2時代とプレシーズンマッチは参考にならないが、過去2年の公式戦はいずれも似たような展開だった。浦和がボールを支配するものの、鳥栖はホームといえども決して前掛かりになることなく、激しいプレッシングとロングボールを戦いの軸にしてくる。これが苦戦する大きな要因だ。そしてそのロングボールやセットプレー、ミスから失点を重ねる。豊田には3試合で6得点を決められている。12年はナビスコカップ、リーグ戦ともに主力の槙野を欠いたことも敗因の一つだった。
加えて過去2年…