3位という少し微妙なポジションがそうさせるのか、鹿島の選手たちにプレッシャーを感じる様子はまったくない。試合で勝つことに集中し、試合で勝つために日々の練習に全力で取り組むことができており、どの選手もいまのチームを「良い状態」と形容する。選手たちもいまの状況を楽しめているのだろう。だが、ここに至るタイミングがもしかしたら遅かったのかもしれない。優勝のプレッシャーを直接受けずに来た反面、自力優勝の可能性がないということは、勝っても3位のままシーズンを終えるかもしれないということだ。
小笠原は普段から…