ウォーミングアップ時に鳴り響いた、自分のコール。それを聞いた玉田は思わずユニフォームで顔を覆った。試合後にトラメガを持つと、今度はサポーターが号泣。それを見た玉田は「ほんと愛されてるなと…」と感謝の言葉を口にした。名古屋の選手として最後の豊スタ。この日の65分間を「完璧だったとは思わない」と振り返ったが、「自分が衰えた感覚はまったくない」とも胸を張った。
退団セレモニーでは、突然届いたという一通のレターの内容を読み上げた。「お疲れさま。君はマイベストプレーヤーだった。まだまだできるから頑張れ」。送り主は、ストイコビッチ前監督。2010年の初優勝を分かち合った妖精の言葉に…