逃げ切った仙台、ホーム最終戦を白星で飾る
仙台は前節から先発二人を変更。FWではウイルソンが週中の練習で負傷したために欠場し、そこには武藤が入った。一方、CBでは角田が先発出場。渡邉監督は「相手のストロング(ポイント)である1トップの高さに対してフタをする作業をしてもらう」という意図で、最終ラインを再編成した。
攻撃面では、徳島最終ラインの横を突く攻撃を明確化。サイドに流れてポイントを作っていたウイルソンの役割を武藤が果たし、ボールサイドの数的優位を確保した。
その結果、「早い段階で点を取れて良かったし、みんなも『あれで落ち着けた』と言ってくれた」(太田)。「立ち上がりの1失点がゲームプランを難しくしてしまった」(斉藤)と両チームが振り返る先制点が5分に生まれた。左サイドの野沢からのクロスははね返されたが、…