2011年のカタール大会で初めて背番号10を着けてから4年。香川真司は再起を懸けて2度目のアジア杯に挑む。
この4年間、彼は不慣れなポジションに苦悩し続けてきた。アルベルト・ザッケローニ体制での主戦場は左サイド。当時ドルトムントでトップ下として大活躍していた自信と誇りゆえに、最初は違和感を拭えなかった。12年夏のマンチェスターU移籍後は複数のポジションにも果敢に挑んだが、代表に戻ってくると「乾のほうがサイドで自分の形を持っている」といったネガティブ発言も。なかなか結果も出なかった。
ザックジャパンで香川が輝きを放ったのは…