ここから始まる本格的な戦い。周囲の喧騒に動じない胆力を
“リスタート”。初戦を落としたわけではないが、日本にとってこの第2戦に必要な意識付けである。初戦では、パレスチナという大会参加国全体を見ても下位レベルの相手に勝利を収めた。しかし、これからの対戦相手は依然日本より純粋な実力は劣るものの、スキを見せれば痛い目にあわされることが必至の国々だ。「初戦のような試合はもうない。勝負はここから」(吉田麻也)。決して甘くないアジアの舞台。本格的な戦いが始まるという心持ちが大切になる。
チームは順調な調整を続けていたが、そこに水を差すようなニュースが飛び込んできた…