
12年のJ2昇格から怒涛の勢いでJ1昇格を決めた松本。J1でも旋風を巻き起こせるか
補強ポイント1 “J1仕様”へ、花よりも実を取る
補強ポイント2 選手層の全体的な底上げに成功
チームコンセプトに合った補強を実行
J1元年を迎えるにあたり、ここまで12名の新加入選手が発表された。以前より「力はあるが出場機会に恵まれていない選手を獲得したい」(反町康治監督)、「有名無名を問わずチームのコンセプトに合うかどうか」(南省吾テクニカルダイレクター)と補強方針は明確だった。口さがない好事家たちからは「J2連合軍」などとネット上で揶揄されているが、他チームにマネーゲームを挑むのは現状では難しいのが事実。J1経験のある“計算できる”選手が少なく未知数の部分が大きいのも事実だが、選手層の全体的な底上げには成功。十分に合格点を付けられる。
舞台は変われども、チームが築き上げてきたスタイルは不変だ。J2の他チームに所属していた選手を多く招き入れたということは…