
始動日と言えばランニング。アンブロの新しい練習着に身を包み、小平グランドを走った
課題は明白だ。攻撃の形を見いだすことができるか
17日、寒風荒ぶる小平グランドでFC東京が始動した。前田、奈良ら5選手が新たに加入。期限付き移籍先で経験を積んだ若手を復帰させ、チーム全体に厚みが増した印象だ。マッシモ・フィッカデンティ体制2年目の今季は、この陣容で悲願のリーグタイトルを目指す。
フィッカデンティ監督は昨季、「成功のためには時間が必要だ」と言い、“土台作り”を主眼にチーム作りを進めてきた。根気強く時間を費やし、トライ&エラーを繰り返す日々を送った。そうして14戦無敗を記録。失点を大幅に減らし、手堅いチームビルディングにはある程度成功したと言えるだろう。
そして約1カ月の休養を経てシーズン始動を迎えた初日の言葉は、昨季のモノとは種類を変えていた…