
昨季は辛くもJ1残留を決めた清水だが、大榎監督は今季の目標を「優勝」と言い切った
補強ポイント 1 主力流出の穴を埋める補強
補強ポイント 2 将来の核となる選手の獲得
可能性を感じるが、未知数な補強
新体制発表会見で大榎克己監督が「あと外国籍選手一人、二人の獲得を考えている」と話していたように、清水の補強はまだ完成していない。前線の選手の獲得を狙っていると思われ、そこがそろえば評価は大きく変わるかもしれないが、現時点では厳しい評価になってしまうことは避けられない。
ただ、新加入選手の中で、水谷拓磨、北川航也、宮本航汰という清水ユースからの昇格組と、浜松開誠館高卒の松原后という、4人のU-18代表選手を獲得したことは、将来的に良い補強だったと言えるだろう。水谷が昨季J1で3試合に先発したように、若手を躊躇なく抜擢する大榎監督が指揮を執っていることもあり、今季中にチャンスが回ってくる可能性もある。
レンタルバック組では、昨季松本でJ2全試合フル出場を果たした犬飼智也は…